着物の買取価格をアップさせるコツ。トラブルを予防する上でも是非チェックしてみて。

着物買取のコツとして、買取価格をアップさせる方法には以下の5つのポイントがあります。
着物を1円でも高く売りたいと思っている方は、着物買取のコツを是非チェックしてみてください。トラブル予防としても知っておいて損はありません。

 

①複数の買取業者の査定を比較する

とくに着物の知識がなく、着物買取の相場感覚がないという方は、複数の買取業者の査定を取るということは、着物を1円でも高く売るためには必須といえます。
というのも、着物の買取価格の相場が分からなければ、高く売りたいと思っても、そもそも査定額が「高い」のか「安い」のかも判断しようがありませんよね。

 

②着物の保存状態に注意する

着物の保存状態というのは、自分で気をつけることによってある程度のコントロールをすることが可能な部分です。
着物の買取価格に影響する保存状態というのは、着物のシワやシミ、色あせ、変色、カビ、防虫剤にニオイ移りなどが挙げられます。
1円でも着物を高く売るためには、こういった点に注意して着物を保存するようにしましょう。

 

③帯など和装小物と一緒にまとめて査定に出す

ほとんどの着物買取サイトでは、着物だけではなく、帯や帯留め、帯締め、草履といった和装小物も買い取りに対応しています。
こういった和装小物というのも、実は中には高額で買取してもらえるものもあります。
とくに帯というのは、実は着物そのものよりも高額で買い取ってもらえることは結構あります。
むしろ帯のほうが着物よりも高額買取が期待できるとも言われており、着物を査定に出すときには必ず帯なども一緒に査定に出すようにしましょう。

 

④証紙などと一緒に査定に出す

証紙とは、着物の産地や種類、織り元を証明する証明書のようなものになります。
着物の織り元や織物工業組合が発行しているものになります。
その着物が本物であるということを示す品質証明書、登録商標ともいえます。
証紙というのは、伝統工芸品や作家ものの着物を売るときに必須といえます。
伝統工芸品や作家もの着物というのは高額買取が期待できる着物なのですが、証紙があるかどうかで買取価格は全く変わってきます。

 

⑤キャンペーンを上手に活用する

着物買取サイトでは、たまに買取価格をアップするキャンペーンなどを実施していることがあります。
例えば、着物の宅配買取サイトであるヤマトクでは、創業25周年キャンペーンとして査定金額20%アップするキャンペーンを実施していたこともありました。

出典:https://kimono-siori.com/tips/

着物の買取方法は3種類。どの方法が自分に当てはまるのかをチェック!

着物買取の方法は3種類あります。
出張買取、宅配買取、持込買取(店頭買取)の3つです。
それぞれに特徴があり、あなたにとって一番利用しやすくて便利な買取方法を利用すると良いでしょう。

 

すぐに、手っ取り早く買取をしてもらいたいなら「出張買取」


出典:https://kimokai-map.com/purchase-method

・引っ越しなどで忙しく、今すぐに着物を処分してほしい人
・即現金を受け取りたい人
・遺品整理などで買取してほしい品物が多く、宅配買取や持込買取は物理的に不可能な人
・店頭まで着物は持っていけないけど、目の前で査定をしてほしい人

など

 

忙しく予定を合わせるのが難しいなら「宅配買取」

・忙しかったり、予定を合わせるのがめんどくさいなど査定に立ち会えない人
・査定員に会うのがめんどくさい人
・近所に知られることなく、買取をしてほしい人

など

 

自宅に査定員をあげたくないけど、目の前で査定をしてほしなら「持込買取」

・自宅に査定員をあげたくないけど、目の前で査定をしてほしい人
・外出ついでに、査定をしてもらいたい人
・買取をする会社がどんなお店なのか確認しておきたい人

など

どの査定方法でも、無料で査定を行ってくれるお店ばかりです。
買取金額に納得ができなければ断ることもできます。
もちろん、断ったからと言って料金が発生することはありません。

買取をしてほしい着物があるのであれば、まずは気になったお店で査定をしてみてもらうと良いでしょう。

着物を査定してもらう前に/傷や汚れのチェックと写真撮影を忘れずに!

着物の査定の際には、着物にシミや傷があっても基本的に無料で査定してもらえるようになっています。

しかし、あまりにも状態が悪い着物の場合、価格が付けられないこともあります。

なぜなら、着られる程度になるまで状態を回復させることが難しいからです。

傷や汚れが裏地だったり、着ると見えなくなるような位置にあるようなときは、買取ってもらえるかもしれませんが、あまり期待しないほうがよいでしょう。

もし着物に価格が付かなかった場合は、自分で処分するか、それとも、業者に買取をしてもらう着物と一緒に引き取ってもらい処分してもらうかになるでしょう。


出典:https://xn--w8j6ctc722rep0d.jp/kimono-check-before-recycle/

業者によっては、買取以外では着物を引き取ってくれないこともあるので、着物査定の前に、価格がつかなかった場合の処分方法について考える必要があります。

もしくは、価格がつかなくても引き取って処分してくれる業者を選んで依頼すると良いでしょう。

 

写真撮影も忘れずに!

多くの着物買取専門業者がありますが、買取業者によってはスマホなどでとった写真で簡単に査定してくれることもあります。

そのような業者による査定では、LINEを使って写真を送信し、査定を受けられることも可能だったりします。着物を撮影し、送信するだけなので、忙しくしている方でも気軽に利用できるサービスです。

もちろん、自宅へ出張査定を依頼することも可能なのですが、複数の買取業者に査定を依頼し比較することで、最も高値で買取ってくれる業者を選べるようになります。

査定する着物の写真撮影をする事は、複数の業者に依頼する際にも役立てられる方法です。

また万が一、査定員に着物を汚されてしまったときでも、査定前に撮影した写真があるとしたら、それは証拠としても使えることになります。

このようなことを踏まえ、不要な着物を売却することを検討しているときは、傷や汚れのチェックと共に写真を撮ることも行うと良いでしょう。