ムダ毛処理は50歳を過ぎると若い頃よりラクになる!?アラフィフ世代のおすすめお手入れ方法

女性の場合一般的に50歳を過ぎると体毛や頭髪、まつげは薄く細くなる傾向にあります。これは、更年期によって女性ホルモンの分泌量が低下することで、毛周期や毛の密度、範囲などに影響を及ぼすためと考えられています。

そのせいか、若い頃に比べて体毛のケアが楽になったと感じる人も多いようです。とはいえ、体毛がなくなったわけではないので、今回は部位別にオススメのお手入れ方法を紹介していきたいと思います。

 

ワキの毛を抜いたら冷やしましょう


ワキは範囲としては狭い部位です。ほとんどの人が何らかの方法で毛の処理をしてきた部位でもあるため、毛や皮膚の状態は人それぞれでしょう。「まだしっかり毛が生えてくるので、どうにかしたい」という場合は、確実な成果が期待でき、安心して受診できる医療機関によるレーザー脱毛をおすすめします。回数や期間は、もともとの毛の状況や、どこまでなくしたいかによって異なりますので、医療機関で相談してみるといいでしょう。

そんなに毛の量は多くない場合は、剃るより抜くことをおすすめします。毛抜きで抜く場合は、保冷剤などで冷やすといいでしょう。冷やすことで痛みが緩和され、抜いた後の炎症を抑えられます。ただし、毛抜きで引っ張って抜けなかった毛が途中で切れて皮膚に埋まってしまう、いわゆる“もぐり毛”にしないよう気をつけて!毛は皮膚に対して斜めに生えているので、毛の流れに反して引っ張ると切れやすくなります。毛の流れに沿って引っ張って下さい。

 

顔や口元のムダ毛には電動シェーバーがおすすめ


顔や口元は、眉毛などに使う顔剃り用の電動シェーバーがおすすめです。電動シェーバーは刃が直接皮膚に触れない設計になっているので、肌への負担が少ないやさしいケアと言えます。

剃るときは皮膚を温めて柔らかくした状態で、力を入れず、逆反りしないように毛の流れに沿って肌当てて使います。個人的には、たまには理容室に行って顔剃りしてもらうのもおすすめ。結婚式のメイクなどで体験したことがある人も多いと思いのではないでしょうか。顔のトーンが明るくなりますし、何より気持ちがいいので、エステ感覚でリラックスできます。

 

手足の毛のケアには除毛クリームで


手足のような面積の広い部位には、除毛クリームがおすすめです。除毛クリームは毛を溶かすので、次に生えてくる毛の毛先がひょろひょろと細く、剃った時のように断面が目立ったり、ちくちくすることがありません。

塗って流すだけで一気に広範囲の処理ができるので、時間と手間がかかりません。ですが、肌トラブルを防ぐために事前にパッチテストは必須。また、毛と一緒に皮膚の角層が少し溶けてしまうので、クリームで脱毛した後はしっかり洗い流して保湿することも忘れないでください。

 

カミソリで剃ると皮膚が黒ずむ!?

毛の処理でやめてほしいのが、T字などのカミソリ(刃)で剃ること。毛がスパッと斜めに切れるため、伸びた時に断面が目立ち、触り心地もチクチクします。また、毛と一緒に角質が削られてしまうので肌もボロボロに。出血と炎症を起こして色素沈着する可能性もあるなど、肌にいいことはありません。どうしても剃りたい場合は、顔剃り用の電動シェーバーを使うとよいでしょう。

また、男性の髭剃りのようにカミソリのあてすぎによる皮膚への刺激も、実は肌の黒ずみのもとになります。刺激から体を保護するために、皮膚のメラニン色素を排出する働きが活発化し、結果としてメラニンが増え、黒ずみやシミ、くすみが生じてしまうのです。カミソリで剃るだけでなく、また、ナイロンタオルでゴシゴシこするなどの刺激も、骨周りの皮膚が黒ずむ原因に。

出典:https://halmek.co.jp/beauty/c/know/1345

肌の乾燥に拍車をかけてしまう冬場、ムダ毛処理後のケアは入念に

肌が乾燥する季節になりました。冬場のむだ毛処理は、よりいっそう肌の乾燥に拍車をかける恐れがあるため、アフターケアの保湿が重要で、ほかの季節よりも入念なケアが必要となります。今回は、むだ毛処理後に取り入れたい保湿ケアの方法をご紹介します。

 

冬になるとなぜこんなに肌が乾燥するの?

冬というと、「寒い」という言葉を連想するかと思います。実はこの「寒さ」も立派な乾燥の原因なのです。冬は気温が低くなり、湿度も下がります。通常、肌に最適とされる湿度は60%~65%ですが、冬の湿度は30%~50%にまで落ち込みます。

このように、湿度が低くなって空気が乾燥することに加え、冷たい風にさらされることで、肌内部の水分が蒸発して乾燥してしまいます。

また、皮膚は外的刺激から身を守るために表面にバリアを作っていますが、寒さと乾燥がこのバリア機能を著しく低下させることもわかっています。バリア機能が低下してしまうと、保持していた水分が外に流れ皮膚を健康な状態に保つことが難しくなり、かゆみや肌荒れなどの皮膚トラブルを引き起こします。

冬によく肌が乾燥して粉を吹いてしまったり、かゆみが起こったりするのは、肌のバリア機能の低下が原因となっています。

 

むだ毛処理後に必須!保湿ケアの方法

むだ毛処理後のアフターケアはフェイシャルケアと同様で繊細です。毎日フェイシャルケアをするように、丁寧に水分を補給してから油分でフタをしてください。

  • むだ毛を処理した部分の刺激を鎮静させるため、濡れタオルで冷やします
  • 低刺激のローションをこすらず、押さえるようにつけていきます
  • 次に、ボディ用乳液やボディ用クリームなど、上から優しく保護します。このときも、こすらず押さえるようにつけていきます

保湿ケアは、しっかりと保湿するのはもちろんのこと、皮膚になるべく刺激を与えないように行うことが大切です。むだ毛処理後で非常にデリケートになっている皮膚に、ゴシゴシとすり込むようにクリームを塗ると、その摩擦で皮膚にダメージを与えてしまうので注意が必要です。
また、むだ毛の自己処理は毎日行うと肌への負担が多くなるため、2週間に1回〜2回程度にとどめることをおすすめします。

むだ毛の自己処理は、思っている以上に肌に負担をかけています。むだ毛の自己処理での肌トラブルでお悩みの方は、一度サロンでプロに相談するのも1つの手段です。

むだ毛処理をしたら保湿する、という流れをセットで行いましょう。きれいな肌を保つためにも、むだ毛処理後のアフターケアはとても重要です。

出典:https://www.j-esthe.com/depilation/guide/141202.html